今は花と鳥達の溢れる季節。
そんな花で溢れる家々の庭を見ていたら、(というわけでもないかも?しれないが)ハッピ~で自由なピースが作りたくなって、こんな1枚を作成中。
最近はゆ~るいパターンが主流となってしまったので、殆ど平面製図からトワールが精々で、考えてみれば、きちんと立体のドレーピングをしたのは本当に久しぶり。ボディーに直接布を当てて、ザクザクと形作っていく作業はなんとも心地がよい!思考が開放される感じです。
しかし、トワールというのは不思議なもの。まるで心の内を表しているようです。
うまくいく時、パターンとなる布、初めは何の変哲も無いシーチングですが、進むにつれてリアリティーを段々に纏い、終にはそれに息が吹き込まれたように実際の素材での”服”として見えてくる瞬間を迎えます。そこまできたら、色々実務が残っているにせよ、このパターンは成功です。
しかし残念ながら、実際にはそうなれるトワールと、そうなれないものが有り、その境目は一体何だろう?といつも思います。
それは多分、、、迷い?でしょうか?
私の場合、見切り発進が多い日常の中で、この”パターン”だけはそれを許してくれません。
頭の中に明確な完成形が見えていない限り、殆どの場合ボディーの上で迷走します。、、そしてど~でもいいゴミ箱行き寸前のパターンになったりします。そこからの修正で何とかなるってことは確実に無いのです。
何にでも心は表れるものなのか。。
ま、とりあえずこのピースのパターンは成功です!
実際の素材のサンプルアップからは、また別の詰めどころが待っているかも?
頭の中にあるイメージを形にする作業って、楽しいね~。
返信削除しばらく平面から起こしていたなら、立体でどんどん目の前で形が出来上がってくる楽しさは、気持ちよいでしょう。
サンプルアップ以降も、スムーズに行きますように!