2012年5月21日月曜日

Solar eclipse of today

今日は待ちに待った金環日食でした。

次に東京で見られるのは300年後、ということで、何週間も前から眼鏡を用意していよいよ当日!少々の雲がかかることもありましたが、至って好天。神秘の瞬間を楽しみました。地球から見ていると太陽と月が動いているように見えますが、実は軸は太陽なんですねえ、、、。この大地が少しだけ動いているような??感じがして、何度体験しても興奮を覚えます。

この日食、月食にまつわる現象。見る度にその世界に引き込まれていくのはなぜでしょう。

幼いころから数々のこの手の体験しましたが。1999年のフランス皆既日食は特に印象的で、大切な思い出の一つとなっています。

ノストラダムスのハルマゲドン予言の時期と重なったこの日、私はパリの街を抜け、電車でノルマンディーの片田舎までわざわざ出かけて行きました。方角以外は目的地は決めず、適当な駅で下車してからは、雲の切れ間を目指してひたすら田園をさまよって、さまよって、、遮るものはな~んにもない原っぱにたどり着きました。

私たちのほかには誰もいないその場所で迎えたあの瞬間。。。

あたりの気温が一気に低くなり、ものすごい突風が吹き荒れ、鳥の声が一瞬にして止みました。
日没のような闇が宿り、そして皆既日食。。。

今となっては笑い話ですが、正にこの世の終わり、に立ち会ったような気分で鳥肌が立ったのを覚えています。

あまりの衝撃に、翌年見られるという南アフリカの皆既日食に、その時は本気で行く気でいましたけど。。。まあ、そんなお金とヒマはありませんでした!

いつもは何となく眺めている月も太陽も、そしてこの大地も本当に奇跡の代物なんですね。次は6月6日。金星が太陽の前を横切るそうです。

占星術的にはどんな意味があるのだろう、、と思いなどを巡らせながら、次の奇跡を待つことにしましょう。







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