2012年5月25日金曜日

Flat house lovers club

久々の快晴にアラタ クールハンドさんが家の取材に訪れました。

彼は長年米軍ハウス、文化住宅などを取材して回っているイラストレーターで、「古くて新しい平屋暮らし」を推進する伝道師。既に4冊の本を出版しています。

今日は築50年を超える自宅、“ジャパマハイツ”を撮影に、なんともカッコいいキャンパーで登場!

超特大のサンドウィッチの昼食の後、おしゃべりをしながら進む撮影。先月アトリエを取材して頂いている時もそうでしたが、平屋にまつわる色々な話を彼から伝授。こちらは当の住人にも関わらず、知らないことばかりで。。ホウホウ、、と頷くばかりです。撮影しているものは、と言えば、かなりマニアック、???な今の住宅には見られないゆる~い建築スタイル?見る人が見れば既に解体の検討にでも入ってしまいそうな箇所がお気に入りのご様子でした。話を聞けば聞くほど本当に平屋に熱いお方です。

そんな中、時間はあっという間に過ぎていき、夕方撮影もひと段落という頃。。。

彼のお友達夫婦が合流することになりました。

聞けば彼らはアラタさんに輪をかけて平屋loversだと言うではないですか。

気さくにハウス事情を聞かせてくれた後、今一番深刻な、平屋住宅保護の問題の話をしてくれました。

何でも最近は住宅の老朽化に伴い、大家の代替わり、心なき不動産屋、不当な料金を請求する修理業者などの問題が増えている為、解体に向けてのエスカレーターが日々加速しているとの事。そこに彼らは今、無償でその保護に乗り出しているというのです。

(凄すぎる!!!)

この御三方、住宅そのものに魅了されているだけでなく、それを取り巻く環境、コミュニティーの大切さを理解しているからこそ、ここまで親身に取り組むことができるのだなあ、と社会的な取り組みに自ら行動を起こしている彼らに私は尊敬の眼差し。

放っておけば後数年で解体されてしまうであろう住宅のレスキュー隊。なかなかできることではありませんね。

この日の夜は、そのまま平屋loversのバースデイパーティーへとなだれ込む形となり、そこでも沢山の方々の熱いハウスへの思いを聞くこととなりました。

結果、もっと大事に住んであげなきゃな、とちょっと我が家に愛を感じ〆。


おススメ:FLAT HOUSE LIFE アラタ クールハンド著 マーブルトロン発行










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