春は私にとって切手の季節です。
子供の頃、そのデザインの多様さに、誰でも一度は切手集めをしたことがあると思いますが、その一時を除いて、自分にとって切手は”支払い済の印”以上の何者でもありませんでした。
特にメール便という便利物が出来てからは、集荷はあるし、値段も割安、追跡も出来る、ということでそちらをご利用、郵便局にはすっかりご無沙汰に。
ところが2年前、ある事がきっかけとなりました。
新しく取引を始めたニット糸の会社の請求書の切手に、ふと目が留まり。。
”なんて綺麗なんだろう。”
内容はただの請求書でしたが、何だか相手のことを思って選んでくれた1枚のような気がして、それまで気にも留めていなかた切手が急に気になりだしました。
そして次の月の請求書。
やはり封筒には季節に合った美しい切手が添えられていたのです。
些細な事ですが、その好意に本当に心洗われた気持ちを抱き、是非是非見習わなければ!とそのとき私は思ったのでした。
それが私の切手チェックのきっかけとなった出来事。
局へ行くたびに切手売り場をのぞいては、貼られた封筒を思い浮かべ、あ~でもない、こ~でもない、と新たな出会いを求めます。
私論ですが、春は毎年美しいモチーフが沢山でる季節なのではないでしょうか。
基本実用なので80円切手しか買えないけれど、今日も良いものが幾つももあって、、迷った末写真に載せた1枚を購入しました。
小さな世界の思いがけない美、大切にしたいです。
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